米国大統領選挙で、大方の予想を覆してトランプ氏が勝利した。

日本の株価は、予想外の出来事に９００円も下落した。

そして、今朝日経平均は９００円超戻した、とただいまの時刻でなっている。

一体なぜそんなに大幅な動きがおこるのだろうか？

トランプ当選で米国の先行き不安感による株式下落、一転今日は新大統領への期待感で上昇した。何に失望し、何を期待するのか、まったくわからない。

そうなのだ、株式も含め世の中はこの不透明さの中で起き、我々庶民が巻き込まれているのだ。誰一人確実なことを言える人はいないし、世間の世論調査の結果からシナリオを作り、その通りになると信じてマスコミが発表しているのだ。

マスコミはあくまでも世論調査の結果をベースにしているので、この結果が間違っていれば、答えも間違ってくる。

先の英国のEU離脱、今回のトランプ大統領の誕生とも、同じ現象だ。ではなぜ世論調査で真意が出なかったのだろう。

思うに、タテマエと本音だろう。

でも日本の社会でなら納得するが、英国と米国で自分の意見を言うのに、そんなに人目を気にするとは思えないのだが、よくわからない。

でも結果は出た。

いつまでも米国頼りにしている平和な日本が、これからどうするのか？

経済が下がって国力も落ち、高齢化が急速に進む日本の５０年後をどうビジョンするのか？

そのために今なすべきことは何か？　この点を今の政治家に求めるのは無理なのか？

トランプ誕生を契機として、日本の将来を考える議論が始まれば良いと考えている。