正月の楽しみも奪われた。
2016-12-18


今日は大学ラグビートーナメント準々決勝戦があった。
J Sportsの観戦であったが、相手は同志社。
当然のごとく勝って、来年2日の準決勝にコマを進めてくれるだろう、との期待もむなしく、前半から33対0の大差で負けている。

後半有るとはいえ、勝負ありだ。

振り返って今年の早稲田ラグビーは、1年生を5-6人投入して昨年までの劣勢を挽回しようと、新監督、スタッフを一新した体制で臨んだ。

その期待は非常に大きかった。
しかし、11月の大学王者との対戦で3対75の大差負けを喫し、期待はしぼんでしまった。
そして今回の正月前の負けで、将来に対する期待もしぼみ始めている。

私は大学ラグビーの出来不出来は監督次第だと思っている。
監督次第で、上にも行けるし、いつまでやってもダメなものはダメだと思っている。

これを受けて今年の新監督はどうか?
正直解らなくなってきた。昨年の監督よりははるかに良いが、今日のゲームを見る限り、テーマの一つであるディフェンスが全くなっていないし、前半で勝負ありの早稲田を見たこともない。
否、正確には、今年で2回目だ。

スクラム、ブレークダウン、ディフェンスを3つのテーマとしてスタートした今年のチーム。残念だがいずれも消化不良。
完成どころか未熟そのものだ。そしてゲーム中に、そのこだわりすら感じられなかった。非常に残念だし、悔しい。
この責任は監督にある。

とはいっても監督1年目である。今年は大目に見るとしても来年度は結果を残してもらいたいし、そうならなければ、残念な結果になることが予想される。

追い詰められた新監督。背水の陣で、完璧な失点ゼロを目指してほしい。そして、王者帝京を倒してほしい。

ファンであるが故の、厳しい感想だ。

[ラグビー]

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