いやはや半世紀。
先週の今日、宇都宮の母校の同窓会に出席した。
1968年、380名くらいの卒業生がいたと思うが、50年たって、83名の出席。中には亡くなった方もいると聞く。
顔かたちは昔日の面影はないが、ひとたび話に入るとすぐに18歳の高校生に戻れた。
昔の話から入って、今何してる?の話へ。そして病気の話と、続く。
そんな会話を何人かとしているうちに、はや時間は閉めに。
2時間という制限された時間は、この50年をまさに凝縮した時間だった。
最後に校歌斉唱。
校歌の歌詞が案内についていたので、メロディーを聞いているうちに、自然と口ずさんでいる自分がいて、そのうち大声で歌いだした。思い出したのだ。
懐かしさが、胸いっぱいに覆いだした。
ただ今回も残念なのは、名前を言われても思い出せない友がいたことだ。相手は、こちらを思い出していて、東京池袋に下宿していた時のことを鮮明に語りだす。
ところが、全く思い出せない。どうしたわけか?
記憶が飛んでいるのだ。申し訳ない。その彼に、そんな気持ちでいっぱいだが、酒も手伝ってか、明るく別れた。
16−18歳を過ごした高校時代。男子校だったのが、今では中高一貫教育の共学と聞く。
時代は変わったものだ。
美青年だった50年後の慣れの果てをご覧あれ。
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