大学選手権準々決勝
2018-12-23


昨日早慶戦が行われた。
ラグビーの話である。
Jスポーツでの放映なので、好きな人しか見ていないだろう。

凄い試合だった。
まさにこれぞスポーツの醍醐味、と言える試合だった。
反則が少なく、点の取り合いでなくディフェンスの堅さを魅せるような、そんな試合だった。

最後は、非常にも一つの反則により残り20秒というところでボールの支配権が早稲田に移り結果トライを決められて逆転負けを喫した慶応ではあったが、祖の慶応には天晴と言いたい。

かたや早稲田、逆転を許してからの残り時間は15分くらいあって決して慌てる時間帯ではなかったが、攻めている時間帯に最後はノッコン、ノットストレート、スローフォワードなどのハンドリングミスがあってゴールラインを切ることができなくていたずらに時間を消費していた。
ここに焦りがあったことは確かだ。

だが、最後の最後に慶応のスクラムでの反則、さらにはアドバンテージが加わったため、早稲田が思い切って攻めることができた。その心理的優位により得意の展開勝負に挑み見事勝ち切った、ということではないか。

最後は心理状態の差ということだ。

でもでも、久しぶりに感動した。スポーツっていいな。
見ていて、いつまでも手に汗握り、母校の勝利を応援しながらハラハラドキドキ。そしてつかんだ勝利に、俺もやってやろうじゃないか、という前向きの効果が出てくる。後輩から力をもらったような、不思議な体験ができるのだ。

来年1月2日は早明戦。何としても勝ちにこだわって勝利をもぎ取ってほしい。そして、再び学友に力を与えていってほしい。やればできると。


[ラグビー]

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