台風が通り抜けた
2017-08-08


昨日の午後から、ひとしきりの強い雨と風が、ここ東海地方を襲った。
台風5号である。
おかげで女房が名古屋に出かける予定はキャンセルとなり、蒸し暑い家での、台風待機となった。私は自宅事務所出勤である。

我が家の柿木が、今年は実をつけて、その重みでずいぶん下の方に傾いている。
大丈夫かと、思うほどの傾きなのだが、この台風5号の結果は、まだ老木に鞭を打っているらしい、庭にきちっと存在していた。
果たしていつまで持つか?

この家も築50年近い。我々が移り住むこと10年。
その間、雨漏れに2回修繕をした。
地震の無料診断もした。
白アリの指摘も受けた。

結果は推して知るべし。何の対策も取っていない。

残念なことに、改修に必要な先立つものがない、のだ。
私の行っている自由業も赤字だし、この先の展望が経たない。
子供たちは、川崎と稲沢。一人は借家住まいだが、サラリーマンだし、こちらへ帰る見込みは薄い。そうなると、この家はどうなる?

我々だけで借金をしてあと10〜20年持つ家にリフォームするか?
それとも、いずれ廃屋と化して、相続させるか?
どちらもリスキーだ。

現在の問題は、今後だれも住む人がいないことだろう。

そうとなったら、売却が一番良いのだろうな。
でも、時期とともにその決心がつかない。
近所では、家をそのままにして、子供たちの家に移ってしまった例もある。

うちはどうするか?
そろそろ考える時期かもしれない。

台風の後は、なぜか感傷的になる。

[独り言]

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